就活自殺をなくしたい

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1600A_W3A211C1000000/

■就活生の5人にひとりが「死にたい」と考えたことがある

そして、「就活開始後に『本気で死にたい・消えたい』などと考えたことがある」学生は21%に上るという。同シンポジウムで、本田氏は、「5人にひとりが本当に死にたいと思うことがある『希死念慮』をもたらす今の就活のあり方」を問題提起した。就活の失敗を原因とする自殺も増えており、「就職失敗」を原因とする20代の自殺者数は、141人(平成23年)から149人(同24年)と前年比で5.7%増、自殺の原因が公表され始めた平成19年に比べると、2.5倍になっていることもあわせて報告された(警察庁調べ)。

上記の日経の記事ですが、
私自身も経験があります。
こんな仕事をしている私も、
就職活動失敗した1人なんです。

当時の私は、親の縁故や希望で銀行や大手企業ばかり
受けるような毎日でした。
大学受験の失敗から、小さい頃からの夢である
教師をあきらめ、普通に就職して、普通に子どもを産んで、
普通の人生を送ろうと思っていたんです。

だから就職活動がうまくいかず、
何をやっても通らず、
本当にどこにも行けなくて、
面接に行くふりをして、
ずっとさぼっていたり。

世の中から拒絶された気がして、
自分には何もないような気がして。

そんな中でもがきながら、
自分と向き合い、やりたいかと、
それは、音楽だ!と思ったんです。
それもね、ただ小さい頃から続けていたという理由のみ。
上手なわけでも、プロを目指していたわけでも、
特別なレッスンを受けてきたわけでもなく、
ただ趣味でやっていたという理由で。

そんな状態だから、親に相談するも、もちろん玉砕。
家の状況としても、就職してくれなきゃ困ると。
我が家では、下に弟と妹がおり、大学生が続くので
確かにそうだったんです。

それでも、私には、もうこれしかないような気がして、
私は親に話を聞いてもらうために、
家出を決行し、置き手紙を残し、家を出ました。
20歳の夏のことです。

今、思うと、子どもじみた行動だが、
それしか自分には手段がなかった。

家出先の友人が、泊めてあげるが、
家には電話しなさいと言われ、
家に電話したら、母が、話を聞くから
明日、帰ってきなさいと。

翌朝、家に戻ると、
母が私のピアノの先生と相談してくれ、
音楽の専門学校のパンフレットが、揃っていた。

「やるなら本気でやれ」と。

私が本気で親に意思を伝えたのは、
きっとこのときが初めてだったんだと思います。
だから本気は伝わった。

今、思っても、
就職活動がうまくいかなかったのは、
本気になってなかったことと、
楽に決まってほしい、
とにかく安定したいと、
企業のことよりも、自分のことしか
考えていなかったからだと思う。

受験やtestと就職は違う。
そのことに気づくのには、時間がかかった。

ただ私が折れずにいられたのは、
まわりの人たちが、一緒に悩んでくれたから。
両親が反対してくれたことも含め、
自分の本気と向かい合うきっかけだったし。

もちろん、反対せず見守ってほしいと
願っていたけれど、親には親の想いがあるし、
親が思う、子どもの幸せがあるんだと思う。
ただ、私と本気で向かい合う中で、
一緒に「幸せ」を見出してくれた気がする。

■就活生の親が心得たいこと

就活生の親が心得たいことは、自分が経験した昭和の就活とは、まったく違う平成のシューカツを子どもたちが経験しているということである。長期化、煩雑化する就活に子どもたちは疲弊している。それを理解せずに「○○大学だから、商社や銀行の就職するのは当たり前」「なんで、まだ内定が出ないの?」とプレッシャーをかけたり、子どもと誰かを比べて焦らせたり、せっかく子どもが苦労して内定をもらっても「こんな会社、知らないから、もっと大手企業にいって」とさらに就活を続けさせたりする愚行は避けたい。

5月以降、就職相談のときに、ワッと泣き出してしまう学生が多いと、ある大学のキャリアセンターの職員は言う。内定が1社も決まらない不安と保護者からのプレッシャーとで押しつぶされそうになるという。

 

毎年、新卒の面接の場面やワークショップで
数百人の学生と面談するが、
記事にあるように、泣き出す学生も少なくない。

ただ記事と違うと私が感じるのは、就職に対する不安よりも
もっとずっと奥にある不安であるということ。
それがたまたま就職活動がうまくいかないことで、
表出するだけのことのような気がしている。

親の期待を裏切れないと思ったり、
メディアに流さて不安に感じたり、
試験に落ちると落ち込んだりしてしまうのは、
就職活動だけのせいではない。
就職活動がきっかけになって表出しているだけだ。

だからこそ、そういう学生さんには、
就職活動のトレーニングではなく、
心から話を聴くスタンスのサポートが必要なのだと思う。

就活で苦しんだり悩んだり、
不安で不安でつらかったり、
絶望的な気がしてきたら、
ぜひ声をかけてほしい。

自殺する前に、できることはあるよ。
そして東京の企業へ就職するだけが全てではない生き方もある。
いろいろな選択肢を一緒に考えよう。

※齋藤めぐみ キャリアカウンセリング お問い合わせ&お申し込み
career@megumi-saitou.jp

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