職業に優劣はないけれど。

ある女優さんがバラエティー番組の発言を謝罪したニュースが流れてきた。

たまたま私はその番組を見ていたのだけれど、謝罪騒動になるまでの発言とは感じてなかったので、驚いた。

そして、ネット上の様々なコメントに、なんだか悲しくなった。

仕事をしているとはいえ、まだ17歳の1人の人の発言を、それが失言だったとしても、ここまで見ず知らずの他人が叩くことがなんだか悲しくて。

社会人だってうっかり失言することもあるだろうし、しかも、今回の件は、大学生と接していても、よくあること。

職業に優劣はないとはいえ、イメージは、持っているものだったりする。

営業はきつそうだから嫌だとか、せっかく大学出たから、サービス業はちょっと、、、とか、実際を知らないでイメージで語ること、あるよね。

それって大人でもあるよね。

テレビの裏方さんだって、自分の仕事に誇りを持っていたら、きっと、どうしてこの職業に就いたのか聞かれたら、喜んで答えてくれると思うの。

どんな仕事でも誇りを持ってやっていたら、キラキラしているから。自分にはない価値観だから、ただ聞いてみたかっただけだと私は感じたんだけどな。

しかも、周りの大人が盛り上げちゃっていたので、期待に応えて、テンションあがっちゃったんだろうし。

テレビという特性上、もちろん不快に思う人もいるだろうし、でも彼女がどういう意図で話したかなんて、誰にもわからないし、あそこまで叩かなくても、、、と思ってしまう。

ますますみんな素朴な質問すらできなくなる。失言を恐れて、何も言えなくなる。

私が言いたいのは、もっと失敗を許せる社会であろうよ、ということ。

芸能人だからって、思春期の子をあんなに叩かないでほしいな。大きな心で受け止められる社会でありたいな。

ただ、それをなんだか伝えたくなりました。

失言や揚げ足取りしないで、仕事の喜び、働く喜びをちゃんと伝えてあげようよ!と、私は思ったのである。

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