相手の立場に立つ。
簡単なようで難しい。
こちらの理屈で相手の立場に立つのではなく、
あくまでも相手の世界観の中で
相手の立場に立つということ。
相手には相手にしかわからない世界観がある。
喜びや悲しみ。
こちらから見た喜びや悲しみと
相手の世界での喜びや悲しみは、
まったく同じであることはない。
わかった気にならず、
相手の世界観で、相手が置かれている立場で、
相手が生きてきたプロセスを
どこまで感じられるか、それが人の持つ
想像力なのだと思う。
価値観は人それぞれということはわかっていても、
自分の価値観の延長線上に、人を見ようとしがち。
自分の世界と相手の世界を分けること。
そして、相手の立場を相手の世界にたって
想像してみること。
それが自分と同じ選択でなくても、
同じ考えでなくても、感じ方が違っても、
相手の世界ではそれが真実。
そのことをまず受け止めて向かい合えるかどうか。
それができると、善悪や正否などの二者択一でもなく、
二元論でもなく、All OKなのである。
ニュートラルで、オープンマインドで。
これを改めて自分の中に持ちたいと思います。